どこに加盟すべき?フランチャイズ加盟先の選び方

どこに加盟すべき?フランチャイズ加盟先の選び方

塾をフランチャイズに加盟して始めるにあたり、どのような本部を選ぶべきなのでしょうか。もちろん、一人ひとり資金力や価値観が異なりますので、合う合わないはあるかもしれません。その上で、どのように本部を選ぶべきなのかポイントとなるものを紹介します。

ブランドと集客力で選ぶ

ブランドと集客力で選ぶ

フランチャイズ本部を選ぶ際にまず気にするところはブランド力でしょうか。本部によっては競合の何倍もの広告費をかけて、全体のブランド価値を上げているところも少なくありません。

たとえば、トライグループではアルプスの少女ハイジを起用した斬新なテレビCMが話題ですよね。店舗単位での広告とは別で、本部がそのような集客サポートを行ってくれる点は魅力です。
つまり、ブランド力があれば当然ですが、集客力も上がるということです。

ただし、デメリットがあるとすると、本部は莫大な広告宣伝費を捻出するために、各教室へロイヤリティや、その他の費用的な負担を強いる点が上げられます。

一般的に、本部が広告宣伝に力を入れているほど、各教室への負担が大きくなります。本部よりも各教室単位での広告宣伝がメインになるような規模の塾の場合は、その負担が少なくなる傾向があるようです。

開業資金とロイヤリティで選ぶ

開業資金とロイヤリティで選ぶ

次のポイントは、開業資金とロイヤリティです。

フランチャイズに加盟して、自分の教室を立ち上げるためには、開業資金を用意しておかなければなりません。
開業資金が不足している場合は、銀行などから融資を受けることもできますし、フランチャイズのプランによっては、自己資金の負担を少なくする代わりに、ロイヤリティの利率を増やすような場合もあるかもしれません。

開業資金としてかかるものには、テナント料フランチャイズの加盟金、揃えておかなければならない教材費や什器などの内装設備などが挙げられます。
大手の塾の場合は、内装設備などに関しても細かく規定があったり、什器や教材なども本部の指定のものを購入しなければならなかったりと、なにかと費用がかさむことがあります。
逆に、まだこれから成長するようなフランチャイズ本部の場合は、大手と比べると比較的自由度が高く、その分だけ初期費用を抑えることも可能になります。

フランチャイズに加盟すれば、毎月ロイヤリティを本部に支払わなければなりません。

ロイヤリティのパターンには、3つあります。売上に応じて利率が変動する売上歩合方式と、売上に関わらず一律で金額が決まっているもの、そして、売上ではなく粗利から算出するものの3パターンです。基本的には、どこのフランチャイズ本部でも売上の5~15%程度に設定していることが多いです。一番ポピュラーなのは10%です。

塾(本部)の成長性で選ぶ

塾(本部)の成長性で選ぶ

最後のポイントですが、塾の本部の成長性で選ぶというのがあります。

大手の塾であれば、教室が多い分、知名度も高いです。しかし、それだけ同じブランドの教室と競合になってしまいます。さらに大手の塾は、確立された経営ノウハウを持っているため、各教室への制約や負担が多い傾向があります。

その点、成長性のある中小規模のフランチャイズ本部で、しかも教室数を着実に増やしている場合は、それだけ生徒からもオーナーからも支持を得られる何かを持っているということです。

成熟産業といわれる塾業界で、大手の塾が乱立している中でも成長している新興の会社は、その時代にあった柔軟性のある取り組みを行っているからです。
とはいえ、大手だから成長していないということではありません。大手には大手の良さがありますし、もちろん教室数も増やしています。

ひとつだけ言えることは、本部の規模は関係なく、これからそのブランドが成長する可能性があるかどうか、という視点でフランチャイザーを選ぶことが大切ということです。